長崎県には2018年に世界遺産に登録された潜伏キリシタン関連の遺産が点在していて、信仰の復活後に建設された教会は、今も信者たちの心の拠所となっています。
今年の秋、長崎と平戸に残る歴史的な教会と信仰の遺産を訪ねる旅に出ます。
1550年、ポルトガル船で来日したフランシスコ・ザビエルは、平戸から宣教活動を開始しました。1563年には大村純忠が洗礼を受けて最初のキリシタン大名となります。
1571年には長崎の港が開かれてポルトガル船の寄港地となり、多数の教会も建設されて、日本のキリスト教の中心地となりました。しかし1613年の徳川幕府の禁教令によって教会は破壊され、宣教師は追放されて、信者は棄教をせまられます。そのとき、「潜伏キリシタン」となった信者も少なくなかったのです。幕末となり、修好通商条約の締結で長崎港が諸外国に開かれると、居留地の大浦に天主堂が建設されます。1865年、潜伏していたキリシタンたちが天主堂を訪れ、神父に信仰を告白します。その後も信者への迫害は続きましたが、1873年に禁教令が廃止され、再宣教が進むと、長崎の各地で教会の建設が始まります。旅では長崎、外海、平戸の浦々にたたずむ10あまりの歴史的、芸術的に重要なカトリック教会を訪ね、潜伏キリシタンの面影をたどります。そして、自然と信仰が調和した美しい風景の中で、信者たちの苦難と歓喜に思いを馳せます。 ( 池田 健二)
<観光>長崎・佐世保・平戸に点在する世界遺産の教会群や集落を徹底探訪
歴史的・美術的に価値の高い教会や潜伏キリシタンの集落を
池田先生の解説で見学します。
<宿泊>弓張の丘ホテル
街を一望する丘の上に建つホテル。
日本夜景遺産の佐世保の夜景を眺めるお部屋をご用意しました。
<宿泊>国際観光ホテル旗松亭
海に近い、南蛮情緒漂うホテル。お部屋からは平戸城や海を眺めることができます。
池田 健二氏(ツアー同行講師)
美術史家。専攻は中世ロマネスク美術。
上智大学、茨城キリスト教大学などで美術史を講義し、現在は新宿と横浜の朝日カルチャーセンターで講師を務める。
30年以上に渡りヨーロッパ各地のロマネスク教会を調査。
著書にカラー版中公新書「フランス・ロマネスクへの旅」「スペイン・ロマネスクへの旅」「イタリア・ロマネスクの旅」他。
〈1泊目/長崎県・長崎市内〉ホテルニュー長崎(洋室スーペリアツイン/約28㎡)
〈2泊目/長崎県・佐世保市内〉弓張の丘ホテル(洋室ツイン夜景側のお部屋/約30㎡)
〈3泊目/長崎県・平戸市内〉国際観光ホテル旗松亭(和室海側のお部屋/10畳)
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〈利用予定航空会社〉JALまたはANA ※航空機の座席は普通席利用となります。
〈利用バス会社〉西肥自動車または東彼観光またはパラダイス観光
※教会は宗教行事等の都合により入場できない場合は、外観のみの見学となります。
※3日目はフェリー乗船のため小型バス利用となります。タクシーに分乗となる場合もございます。また、天候等の理由で船が運航できない場合、行程が大幅に変更となります。
催行状況 | 出発日 | 出発・到着地 | 2名1室 | 1名1室 |
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催行状況 |
出発日 2024年11月4日(月・祝) |
出発・到着地 羽田空港発着 |
2名1室 430,000円 |
1名1室 470,000円 |
最少催行人員:8名
添乗員は1日目羽田空港から4日目羽田空港まで1名同行いたします。
往路長崎空港合流 | 15,000円引き |
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復路長崎空港離団 | 15,000円引き |
スケジュール表内で「フリーエスコート」のマークがついた都市では、お申込単位で専用車と専任ガイドを用意します。
事前にご希望をお伺いし、お客様のお好みに合わせて日程をアレンジし、思い思いの観光をお楽しみいただけます。
JR(新幹線・在来線特急) | |
または ==== |
バス(タクシー・ジャンボタクシー) |
航空機 | |
船・フェリー | |
徒歩 | |
私鉄 | |
ケーブルカー・ロープウェイ・リフト |
朝 | 朝食 |
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昼 | 昼食 |
夕 | 夕食 |
有 | 食事あり |
ー | 食事なし |
花のみどころ | |
桜のみどころ | |
紅葉のみどころ | |
富士山の眺望を楽しめる場所 | |
公益財団法人日本さくらの会が選定した「さくら名所100選の地」。 (平成2年選定) |
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世界遺産 |