こんにちは。ヨーロッパ企画担当の池上です。「ヨーロッパが大好きだけどヨーロッパのコースはほとんど行ってしまった。もっと行ったことのないところに行くコースないの?」というお声にお応えして、まだまだ日本人に知られていない素敵なスポットをめぐるコースをご紹介します。歴史・文化にふれる街並みや、壮麗な建築物、迫力の大自然など、各スポットを切り取った写真とあわせてご覧ください。
テーマは「川」。「父なるライン、母なるモーゼル」とドイツ国民に愛される2本の川が流れるドイツ西部を訪れるコースです。
東京から直行便でフランクフルトへ。到着後は温泉保養地ヴィースバーデンのホテルへ。
コブレンツにて、ドイツ語で「ドイツの角」を意味するドイチェスエックからロープウェイでライン川を横断し、展望台へ。2本の川が合流する大パノラマが広がります。その後、モーゼル川に沿ってくねくねと上流へと旅します。河畔には小さくて可愛らしい村が点在し、まるで童話の世界のようです。お泊まりはモーゼル河畔に建つ歴史あるホテルです。この辺りは大きなホテルが少なく、宿泊するツアーはほとんどないのですが、泊まることで河畔のゆったりとした雰囲気を味わっていただけます。
この辺りはドイツ有数のワインの産地で、河畔にはぶどう畑が広がります。リバークルーズでのんびりとその景色を堪能。木組みの街並みを散策したり、ワイナリーでは香り高きドイツワインを味わっていただきます。
小さいながらも豊かな国として有名な公国ルクセンブルクでは世界遺産の旧市街を観光します。午後はフリータイムをご用意していますので、お洒落なショップやカフェが並ぶ新市街の気ままな散策がおすすめです。
古代ローマの遺跡が残る世界遺産のトリアーを訪れた後は、ライン河畔の大都市ケルンへ。
着工から完成までおよそ600年ともいわれるケルン大聖堂の姿は見る者を圧倒する迫力です。またケルン大聖堂の大司教によって建てられた世界遺産アウグストゥスブルク城へもご案内します。ケルンを訪れるツアーでもここまで足をのばすツアーはないですが、大理石と彫刻が溢れる華麗な宮殿内は実は必見スポットです。ケルンではフリータイムに旧市街のビアカフェでケルンならではの「ケルシュ」と呼ばれる小さなグラスに入ったビールを試してみてはいかがでしょうか。
二つの川沿いの魅力的な町々をめぐる旅。ワインやビールがお好きな方にはさらにおすすめです!
アルプス=スイスというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、アルプスは7カ国にまたがる東西約1200kmの山脈で、イタリアの北側はそのほとんどがアルプス山脈に接しています。そんなイタリアのアルプスの魅力を味わいながら西から東へと旅します。
有名なヨーロッパ最高峰モンブラン。実はフランスとイタリアにまたがる山です。お天気が良ければフランス側のエギーユ・デュ・ミディ展望台からイタリア側のエルブロンネル展望台まで3連ゴンドラで氷河の上を国境越えの空中散歩。大迫力のパノラマが広がります。“モンブラン”とは白い山という意味。イタリアに入ると“モンテビアンコ”と名前が変わります。
こんなところにも古代ローマの遺跡!現在も門や古代劇場の残るアオスタの町を観光します。
温泉保養地サン・ヴァンサンの素敵なホテルに泊まり、日帰りでモンテ・チェルビーノへ。モンテ・チェルビーノはマッターホルンのイタリア語の名前。名前が変わるとイメージが変わりますね。2023年7月に開通したヨーロッパ最高地点展望台、グレッシャー・パラダイスまでの再び空中散歩です。スイス側からとは違ったモンテ・チェルビーノ(マッターホルン)を間近で見れ、迫力満点です。
イタリアからスイスにまたがる秘境を走るチェントヴァッリ鉄道に乗車。チェントヴァッリとは「百の谷」という意味です。緑に溢れ、迫りくる岩肌や滝、深い谷を結ぶ橋やトンネルなど変化に富んだ風景が車窓に現れます。
最後はイタリアの湖水地方の風光明媚なマッジョーレ湖畔の湖側のお部屋に連泊。湖に浮かぶ小さな島に建つ華麗な宮殿と美しい庭園を訪れます。午後はフリータイムをご用意していますのでホテルでゆっくり過ごすもよし、近くのストレーザの町でお買い物など、過ごし方は添乗員にお気軽にご相談ください。
大自然とその中に点在する遺跡やお城など、こんなイタリアもあったのかとイタリアの奥深さを感じていただける旅にぜひ出かけてみてはいかがでしょうか?
日本一の山は誰もが知る富士山(3,776m)。どの国にも最高峰の山がありますね。当コースはオーストリアの最高峰グロースグロックナー(3,798m)とドイツ最高峰ツークシュピッツエ(2,962m)を代表とするオーストリアアルプス・ドイツアルプスの大自然を訪ねる旅です。
アルプスに囲まれた透明度の高いエメラルドグリーンのケーニッヒ湖のクルーズ。そのすぐ近くの標高1,881mの岩山に建つケールシュタインハウスはかつてはヒトラーの山荘で、エレベーターで登ることができ、アルプスとケーニッヒ湖のパノラマが広がります。
くねくねのホッホアルペン山岳道路の迫力のドライブを楽しみながら、グロースグロックナーと氷河が見れる展望台へ。
SLに乗車してオーストリアで人気のアーヘン湖へ。その後、古都インスブルックでハプスブルク家ゆかりの教会など旧市街を訪れます。
ドイツ最高峰のツークシュピッツェへ。富士山でも簡単に行けるのは五合目までですが、ツークシュピツェ(2,962m)はほぼ山頂近くの展望台(2,944m)までロープウェイで登ることができます。また通常は単純往復が多いですが、当コースではドイツ側から登って、頂上で国境を越え、復路はオーストリア側へ降りてぐるりと一周し、ツークシュピッツェの雄姿をご覧いただきます。お帰りには壁絵の美しさで有名なミッテンバルトにも立ち寄ります。
バロック様式の華麗なエッタール修道院を訪れ、その後、ミュンヘンへ。ミュンヘンでは昼食後、フリータイムをご用意していますので美術館を訪れたり、お買い物などご自分のプランでお過ごしいただけます。
迫力ある山々や美しい湖をめぐりながら、ところどころで歴史的なスポットにも立ち寄る、夏ならではのコースとなっています。ドイツやオーストリアのアルプスの魅力にぜひ触れてみてはいかがでしょうか?
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