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皆様は、「アフリカ」と聞いて、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
野生動物の楽園、エジプトのピラミッド、南アフリカの喜望峰等、観光に関する楽しいことを想像されるかたもいらっしゃれば、「遠い」「汚い」「怖い」等、ネガティブなイメージをお持ちのかたもいらっしゃるかと思います。
私自身この仕事に就いて26年目を迎えますが、アフリカほど、自分の価値観が変わった場所はありませんでした。
私がアフリカ大陸に初めて足を踏み入れたのは、今から25年前で、場所はエチオピアでした。今では日本からエチオピア航空が飛ぶ時代になりましたが、当時この国を扱っている旅行会社はほとんどなく、どこに行ってもバスから降りると子供たちが寄ってきて、物珍しそうに見られたことを覚えています。
アフリカといえば「野生動物の楽園」。
特にケニアやタンザニアの国立公園が有名ですが、北アフリカを除き、ほぼ全ての国に野生動物の保護区があるのです。
どの保護区でも、昔は「貴族の遊び」とされていたサファリを楽しむことができ、動物好きのかたはもちろん、参加されたかたは「いつ、どんな動物が現れるか分からない」というドキドキ感が病みつきになるとよく言われます。また、「どんなシーンが見られるか」ということも、毎回わからないのでワクワクします。
また、野生動物の営みは、どこか私たち人類と共通しているところがあり、どんなシーンでも癒されます。
食事をしていることもあれば、眠っていることもある。
かわいい赤ちゃんを連れて歩いていることもあるし、肉食獣のハンティングのシーンが見られることもあります。
また、最近は野生動物の生態に合わせて、旅行の企画をするようにもなりました。
その一番良い例が、ケニアのマサイマラやタンザニアのセレンゲティを、餌を求めて大移動をするヌーです。ヌーを餌にしているライオン等の肉食獣も移動すると言われていますので、彼らの行動に合わせて、当社ツアーでも夏場はマサイマラを、冬場はセレンゲティを中心に連泊をする内容に変えて企画をしています。
サファリツアーの一日は、早朝、一般的に動物が行動する涼しい時間帯にサファリカーで一回目のサファリに出かけます。動物たちと出会えた興奮が冷める前にロッジで朝食。その後は、アフリカの大自然にこんなに豪華な施設があるのかと目を疑うステキなロッジで、ゆっくりとお昼寝をしたり、読書をしたり、日光浴等をして過ごします。そして、昼食後の休憩を終えたら、夕方のサファリに出かけ、夕陽が沈むころにまたロッジに戻ってきます。
人間の世界から離れ、大自然の中に放り込まれて、自然に帰るような体験ができるサファリツアー。
一度体験したら病みつきになること、間違いなしです。