こんにちは!コンシェルジュの西です。
一日の寒暖差が大きくなってきた今日この頃…みなさま秋を満喫されていますか?
秋と言えば「食欲の秋」「読書の秋」、そして「芸術の秋」。
先日お客様と一緒に芸術大国のオランダ・ベルギーを旅してまいりました。
レンブラント、フェルメール、ゴッホ、ルーベンス、ヤンファンアイク…有名な画家による名画の数々。
その中でも私はフェルメールの虜になってしまいました。
マウリッツハイス美術館が所蔵する「真珠の耳飾りの少女」は、少女の瞳に引き込まれて目を逸らすことが出来ず、左右正面と見つめ合う位置によってまるで表情が変化するよう。「デルフトの眺望」の前では、レンガの描き方に夢中になりながらふと下の方に目を移すと…川辺で談笑する女性はアムステルダム国立美術館で出会った「牛乳を注ぐ女」でしょうか?お買い物にお出かけ?と想像が膨らみます。
生まれてから亡くなるまでをフェルメールはデルフトの半径500m以内で過ごしたと言われています。
水路が走りレンガ造りの建物が並ぶデルフトの旧市街を歩くと、気付いたら300年前のフェルメールの気持ちになりきってしまいます。
絵画は説明を聞きながら鑑賞すると本当に面白い!
ゴッホはどのような状況下でどのような気持ちで「ひまわり」や「花咲くアーモンドの木の枝」を描いたのか。
レンブラントもルーベンスも世界中で知られている巨匠ですが、2人の考え方や性格を知ると絵の見え方が驚くほど変わります。
「本物」を鑑賞して、心も頭も身体中が刺激されました。
オランダとベルギーの魅力は美術だけではありません。
世界三大オーケストラのひとつ「ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団」や、アニメ大国日本でも人気の「タンタンの冒険」「フランダースの犬」「ミッフィー」、美味しいお食事「ムール貝」「ベルギービール」「ベルギーワッフル」「チョコレート」、そしてアンネフランク、オードリーヘップバーン、デルフト焼、街中に色濃く残る歴史や建物や人々の温かさ…たくさんの魅力が小さな二つの国に溢れています。
【動画】
夕暮れのブルージュに鳴り響くカリヨン(西撮影)
オランダを実際に歩いてみると、川に柵がありません。オランダは自己責任の国…日本のように危険を排除するのではなく、大丈夫なこと・危ないことを自分で判断して生きていく。ご一緒したお客様は、そこからお仕事のヒントを得られたそうです。海外に行くと価値観が変わるとよく聞きますが、まさにこのようなことなのでしょう。
実際にその国の人と話し、空気や暮らしに触れてみてこそ発見出来ることがたくさんあります。
日本出国前と帰国後では、ご自身の中に何かが芽生えているはず。
是非次のご旅行はオランダ・ベルギーへ行かれてみてはいかがでしょうか?
※11月には来年の春夏の海外旅行商品を発売する予定です。
発売の情報はこちらのホームページでもお知らせします。