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トロント観光で多彩な文化に触れる旅

投稿日 | 2024.06.14更新日 | 2024.06.14
ロイヤルロード銀座
トロントの風景

カナダ最大の都市であり、観光地としてだけでなく留学先としても人気のトロント。さまざまな国籍の移民が住み国際色豊かなことから、モザイクシティとも呼ばれています。ここでは、トロントの魅力と観光スポットをご紹介します。

旅人を魅了するトロントの観光スポット

トロントの魅力を数え上げれば、キリがありません。観光スポットの数は非常に多く、それぞれがユニークな魅力を持ち、観光客を次々と魅了しています。ここでは、そんな魅力あふれるトロントの観光スポットをご紹介します。

トロントのシンボル「CNタワー」

CNタワー
CNタワー

トロントのシンボル「CNタワー」は、圧倒的な存在感を誇ります。その高さは驚異の553メートル。

CNタワーには3つの展望台があり、360度のパノラマビューを楽しめます。CNタワーは、1976年の完成以来、カナダ人の心を捉えて離さない存在。一度上ってみれば、その魅力がすぐにわかるでしょう。目の前に広がるトロントの風景は、まさに息を呑む美しさです。

地上から342メートルの地点には、床の一部がガラス張りになっているグラスフロアと呼ばれる展望台もあり、絶好のフォトスポットとなっています。またタワー内部にはレストランやギフトショップが備わっているので、眼下に街並みを眺めながらの食事や、トロント限定のお土産をショッピングしたりと楽しめます。

斬新なデザインで映画にも登場「トロント市庁舎」

トロント市庁舎
トロント市庁舎

トロント市の中心部に位置する「トロント市庁舎」。その斬新なデザインは、映画のシーンに迫力と現代感を添えるためにピッタリ。

さらに市庁舎の独特なデザインは、建築家・デザイナー・美術愛好家から高く評価され、称賛されています。

美しい庭園と大豪邸「カサ・ロマ」

カサ・ロマ
カサ・ロマ

異国情緒あふれるカサ・ロマは、カナダの大富豪ヘンリー・ミル・ペラット氏の居を構えていた、壮大な豪邸です。ペラット氏はナイアガラの滝を利用した水力発電事業で成功を収め、その富を元に350万ドル(当時)という巨額を投じてこの豪邸を築き上げました。

しかしその後の業績悪化に伴い、ペラット氏はカサ・ロマを手放しました。そして現在、カサ・ロマはトロント市の管轄となり、一般公開されています。

約6,000平米の広大な敷地に位置し、その内部にはなんと100近くの部屋が広がるカサ・ロマ。それぞれの部屋が異なる個性と魅力を持ち、観光客を異世界へと誘います。

迫力ある豪快な水しぶき「ナイアガラの滝」

ナイアガラの滝
ナイアガラの滝

トロントはナイアガラの滝への玄関口としても知られています。
カナダ(オンタリオ州)とアメリカ(ニューヨーク州)の国境上に位置しているのが「ナイアガラの滝」です。世界三大瀑布の1つで、規模と迫力は壮大!ここにはカナダ滝・アメリカ滝・ブライダルベール滝の3つの滝が存在しています。

なかでも最も大きいカナダ滝は、落差56メートル、幅675メートル。その大迫力は、目の前に広がる大自然の力と美しさを体感させてくれるでしょう。

観光客にとくに人気なのが、カナダ滝のすぐ脇にある展望台です。ここからの眺めは、壮大さと美しさを最高の位置から堪能できる絶好のスポット。

ナイアガラの滝を眺めるには、遊覧船に乗って滝を間近で観察したり、夜間に訪れてライトアップされた滝の美しさを満喫したりと、さまざまな方法で楽しめます。さらに、JTBロイヤルロード銀座では、ヘリコプター遊覧で上空からナイアガラの滝の絶景をお楽しみいただくツアーもご用意しています。この大迫力の滝を前にすれば、自然の壮大さを実感することでしょう。ぜひ一度、その目で見て、迫力を体感してみてください。

北米最長の水中トンネル「リプレイ水族館」

リプレイ水族館
リプレイ水族館

海の生き物と歩く、北米最長の水中トンネルが目玉の「リプレイ水族館」。トロントのシンボルであるCNタワーに隣接しており、観光地としてだけでなく、地元の方々も多く訪れます。

ユニークなアイディアの展示や、まるでアートを見ているかのようなフォトジェニックな水槽などがあり、海の生き物の美しさと迫力をじっくりと見ることができます。

子供から大人までさまざまな年齢層が夢中になるこの水族館で、海の生き物と一緒に海洋の世界を楽しみましょう。

メジャーリーグを見たいなら「ロジャーズ・センター」

ロジャーズ・センターは、カナダ唯一のメジャーリーグ「トロント・ブルージェイズ」のホームスタジアムです。当初はスカイドームと命名され、2004年買収に伴い名称を変更。隣接するCNタワーとのコンビネーションで一枚の写真に収められることが多く、セットで街のシンボルとなっています。

またロジャーズ・センターは、世界で初めて自動開閉式の屋根を導入したスタジアムとしても知られています。最大約5万人を収容し、野球の試合はもちろん、展示会・コンサート・コンベンションなど、さまざまなイベントにも利用されています。

カナダの国技「ホッケー」の殿堂館

ホッケー殿堂館
ホッケー殿堂館

カナダの国技であるアイスホッケー。アイスホッケーに魅了された人々にとってトロントの「ホッケー殿堂館」は、必見の観光地です。

美しいヨーロッパ風の建築デザインが特徴的なこの施設は、1961年に建てられた歴史的建造物。トロントのダウンタウンの風景に溶け込みつつ、独自の存在感を放ちます。

施設内では、アイスホッケーの歴史とその発展を深く理解できるとともに、ホッケー関連のグッズの購入も可能。世界各国のアイスホッケーユニフォームや、伝説の選手たちの略歴・功績を学べる展示などのコレクションだけでなく、試合の興奮を体感できる3D映画や、ゲーム感覚で楽しめる体験シミュレーションコーナーなどのアトラクションもあるため、アイスホッケーファンはもちろん、あまり詳しくない方でも楽しめるスポットです。

感動を生み出すトロントの多様な自然景観

トロントの自然環境は多様性に富んでいて、魅力的な風景は深い感動を与えてくれます。都市の美しい公園・湖沼・森林は、壮大な自然の力と静寂な美しさを同時に体験できる場所です。

桜の花が名物「ハイ・パーク」

ハイ・パーク(桜の季節) 
ハイ・パーク(桜の季節) 
ハイ・パーク(紅葉の季節)
ハイ・パーク(紅葉の季節)

トロントの緑豊かなオアシス「ハイ・パーク」は、市内最大級の公園です。多くの家族連れやアウトドア愛好家が訪れ、ピクニックやジョギングを楽しみます。

春には美しい桜が咲き誇り、秋にはカナダ独特の紅葉が公園全体を彩るなど、四季折々季節ごとに表情が変わる自然の中で癒される、憩いの場所です。

オンタリオ湖が見渡せる「ハーバー・フロント・センター」

ハーバー・フロント・センター
ハーバー・フロント・センター

ハーバー・フロント・センターは、オンタリオ湖の波音と鳥のさえずりに包まれた都市のオアシス。フェリーとボートが揺れる水面に浮かび、夏場にはカヌーやヨットで湖を満喫できます。

散歩途中に立ち寄りたいのは、ビーバーテイルというカナダの伝統的な揚げパンのお店。トロントに訪れた際は、召し上がってみてはいかがでしょう。

オンタリオ湖に浮かぶ離島「トロントアイランド」

トロントアイランド
トロントアイランド

トロントアイランドは、オンタリオ湖に浮かぶ美しい離島。ハーバー・フロントからフェリーでわずか15分という近さで、手軽に自然を満喫できます。

この島群は、サイクリング・ハイキング・カヌー・カヤックなどのアウトドアアクティビティが充実。また、緑豊かな芝生でのピクニックやバーベキューもできる人気のスポットです。

カナダが誇る文化遺産の道「メープル街道」

ローレンシャン高原
ローレンシャン高原

メープル街道は、カナダが誇る紅葉スポットとして知られる、ナイアガラ地域からケベック・シティまで続く全長約800kmの観光ルートの通称です。

現地では「文化遺産の道(heritage highway)」とも呼ばれ、紅葉のほか、カナダ建国の歴史に欠かせない史跡もお楽しみいただけます。点在しているカナダの建国に関わる重要な史跡を訪れれば、カナダの歴史をより深く理解できるでしょう。

カナダ国旗のデザインや、国のシンボルでもあるメープル。秋を迎えると、赤・オレンジ・黄色に色づき、カナダの秋を象徴する絶景が広がります。
美しい自然景観と豊かな歴史のあるメープル街道は、訪れる人々に感動と学びを与えてくれます。

多様な文化の融合から生まれたアート

トロントアート

国際都市「トロント」には世界中から移民が集まっており、さまざまな文化・芸術・音楽などを身近に楽しめます。

住民からも親しまれる「オンタリオ美術館(AGO)」

カナダの代表的な美術館である「オンタリオ美術館(Art Gallery of Ontario/AGO)」には、中世ヨーロッパ絵画から現代アートまで、約8万点の作品が所蔵されています。

年間を通じて音楽イベントやワークショップなどのイベントが行われ、いつ行っても飽きることはありません。館内はトロント出身の建築家フランク・ゲーリーによってデザイン・増築されているのも鑑賞のポイント。アート好きには必見の観光スポットです。

ダイナミックな展示が人気「ロイヤル・オンタリオ博物館(ROM)」

ロイヤル・オンタリオ博物館(Royal Ontario Museum/ROM)は、世界的に有名であり、カナダ最大規模の博物館。北米でも5番目に大きい博物館です。知的好奇心をくすぐるダイナミックな展示が人気です。

展示物は世界各国の歴史的な衣装・道具・美術品などの文化財や、恐竜の化石・さまざまな生物の骨格標本など、膨大なコレクションが並びます。貴重な品々をご自身のペースでじっくりとご覧ください。

観光客に人気のフォトジェニックなスポット

トロントには、人気のフォトジェニックなスポットが数多くあります。その中でもとくに注目されているのが、以下の3つのエリアです。

ネイサン・フィリップス・スクエア

ネイサン・フィリップス・スクエア

美しい広場で、色とりどりの花々やアートインスタレーションが魅力。冬はアイススケート場になったりと、通年観光客で賑わいます。

ディスティラリー地区

ディスティラリー地区

19世紀のウイスキー蒸留所を改築して作られたショップ・レストラン・ギャラリーが立ち並びます。レンガ造りの建物・おしゃれなガス灯など、タイムスリップした気分を味わえる街並みは、しばしばハリウッド映画の撮影にも使われます。

グラフィティ・アレイ

グラフィティ・アレイ

カラフルな壁画が連なる通り。まるで水族館のような海の生き物が描かれていたりするウォールアートは、今やインスタ映えする人気スポットに。

カナダの魅力が宿るマーケット

トロントのマーケットは、カナダの多様性と活気が溢れる魅力的な場所です。異なる文化や背景を持つ人々が集まり、世界各国の料理・商品・芸術品が一堂に集います。新しいトレンドやクリエイティブな発想も生まれ、地元の特産品も手に入ります。

フードマーケット「St.Lawrence Market(セントローレンスマーケット)」

セントローレンスマーケット
セントローレンスマーケット

セントローレンスマーケットは、1803年オープンのトロント最大の市場です。トロントの台所として知られており、地元の人々にも観光客にも親しまれ、賑わいます。

マーケット内には野菜、魚、肉の専門店が立ち並び、地下にはスイーツのお店もたくさん!イートインスペースもあり、モーニングやランチにもおすすめです。地元の新鮮な食材をはじめ、ナッツやワインなどのお土産品も充実。観光にも人気のスポットです。

トロント最大級のショッピングモール「トロントイートンセンター」

トロントイートンセンターは、トロント最大級かつカナダ第2の店舗数を誇るショッピングモールです。ダウンタウンの中心に位置し、地下鉄のクイーン駅とダンダス駅に直結しているため、アクセスも良好!

日本ではなかなか手に入らないROOTSや、日本人からも人気が高いルルレモンといったブランドも手に入ります。お土産を選ぶならおすすめのモールです。

多種多様な雰囲気が楽しめる「ケンジントン・マーケット」

ケンジントン・マーケット
ケンジントン・マーケット

ケンジントン・マーケットはトロントの中心に位置し、以下、4つの通りの内側エリア一帯を指します。
・スパダイナ・アベニュー
・ダンダス・ストリート
・バサースト・ストリート
・カレッジ・ストリート

この地域は100年以上の歴史を持つユダヤ系移民によって形成されたコミュニティ。買い物や食事を楽しむだけでなく、ストリートミュージックを聴きながら散策するのも楽しみ方のひとつです。

トロントで雄大な自然と文化を味わう優雅なひとときを

トロントの夜景

多様な文化が交錯するトロント。美しい湖岸と摩天楼が調和し、美術館や劇場が芸術の香りを漂わせます。トロントへの旅は、感動と思い出に満ち、心に深い刻印を残すことでしょう。魅力を全身で感じ、その美しさを存分に堪能してください。トロントにある無数の驚きと喜びをぜひ一度体験してください。

JTBロイヤルロード銀座はおもてなしの心を持ったコンシェルジュと、旅に精通した添乗員が一丸となって皆さまのご旅行をお手伝いします。お気軽にご相談ください。

トロント DATA
 
・国・・・カナダ オンタリオ州
・言語・・・公用語:英語、フランス語
・通貨・・・カナダドル
・日本との時差・・・マイナス14時間(3月〜11月:マイナス13時間)
・飛行時間・・・約12時間
・気温・・・夏平均25~28℃、冬平均-5~0℃

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