企画担当者から
ヨーロッパの夏の音楽祭の代表格「ザルツブルク夏の音楽祭」と、音楽ファンが憧れる「バイロイト音楽祭」をお愉しみいただきます。
ザルツブルク夏の音楽祭では、今年のハイライトプログラム２公演を鑑賞します。
まず、アンドリス・ネルソンス指揮のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるマーラーの交響曲第９番です。ネルソンスは2022年にセイジ・オザワ 松本フェスティバルの30周年特別公演に客演したときにこのマーラーの９番を選びました。先日亡くなられた小澤征爾さんとネルソンスは二人ともボストン交響楽団の音楽監督を務めましたが、ふたりの世界的指揮者の“縁”を結ぶ特別な演目でもあります。もう一つは、ザルツブルクで生まれ育ったモーツァルトの最も有名なオペラのひとつ「ドン・ジョバンニ」です。《新制作》でいやがうえにも期待が高まりますが、注目はクルレンティスの指揮が紡ぐ音楽です。2021年のザルツブルク音楽祭での彼が指揮した「ドン・ジョバンニ」の公演は観客に新鮮な感動を与え、大きなセンセーショナルを巻き起こしました。現在ヨーロッパでの活躍の場が限られてしまっているロシア出身のクルレンティスの音楽が聴ける貴重な機会です。もうひとつは、以前は10年待ってもチケットを手に入れられるか分からない…といわれた『バイロイト音楽祭』です。会員優先で一般に出回るチケット枚数も限られていたことから、入手が最も難しいといわれていた音楽祭ですが、主催者の販売方式を見直したことから、漸く最近、鑑賞のチャンスが増えてきました。このツアーでは、今年の《新制作》で注目集めている《トリスタンとイゾルデ》を鑑賞します。また、別手配になりますが昨年（2023年）の新制作で評判を呼んだ《パルジファル》もお愉しみいただけます。

このツアーで鑑賞する音楽祭プログラム
8/11（日)　11:00 祝祭大劇場
《ザルツブルク夏の音楽祭2024》オーケストラ公演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会
指揮：　アンドリス・ネルソンス
演奏曲目：　マーラー　交響曲第９番ニ長調

8/11（日)　19:00 祝祭大劇場
《ザルツブルク夏の音楽祭2024》オペラ公演　
モーツァルト「ドン・ジョバンニ」《新制作》
指揮：テオドール・クルレンティス
演出：ロメオ・カステルッチ
出演予定歌手：ダヴィデ・ルチアーノ、ドミトリー・ウルヤノフ、ナデージダ・パヴロヴァ、ジュリアン・プレガルディン、
演奏：ユートピア・オーケストラ
合唱：ユートピア合唱団

8/15（ 木）　16:00 祝祭劇場
バイロイト音楽祭 2024　「 トリスタンとイゾルデ」
指揮：セミョン・ビシュコフ
演出：トルレイフール・オーン・アルナルソン
出演予定歌手：アンドレアス・シェーガー、ギュンター・グロイスベック、カミラ・ニールンド、オラフア・シグルザルソン、エカテリーナ・グバノヴァ

別途手配と手配旅行代金
8/14（ 水）　16:00 祝祭劇場
バイロイト音楽祭 2024《 パルジファル》
指揮：パブロ・ヘラス・カサド
演出：ジェイ・シャイブ
出演予定歌手：デレク・ウェルトン、トビアス・ケーラー、ゲオルグ・ゼッペンフェルド

チケット代金は弊社の仕入れ額となりますので券面額とは異なります。PK1 -PK3 カテゴリーでの確約となります。

<<手配旅行代金 300,000円>>
（チケット代金 250,000円＋旅行業務取扱料金 50,000円）
ホテル～劇場間の移動はホテルが用意する観劇用の劇場バスを無料でご利用いただけます。
14:00 ホテル発、22:40 ホテル帰着予定
バスはホテル滞在中の当ツアー以外のお客様も利用されます。添乗員は、過半数のお客様の参加があった場合にホテル～劇場間を同行します。

音楽祭の鑑賞について
スケジュールに記載の音楽会の鑑賞チケット代金は【別途手配】以外は旅行代金に含まれます。ザルツブルク音楽祭を鑑賞いただくお席は出来るだけ上位のカテゴリーで確保するように努めますが、オーケストラ公演は設定される8つのカテゴリーのうち上位から2つ目までのカテゴリーで、オペラ公演は設定される8つのカテゴリーのうち上位から3つ目までのカテゴリーでご用意します。
バイロイト音楽祭はの「トリスタンとイゾルデ」はPK1ーPK3カテゴリーでご用意します。