企画担当者:大熊 誉子
2023年秋、JTBロイヤルロード銀座は設立20周年を迎えます。
特別な年に相応しいツアーを!と想いを込め、JALグループと共同企画し、一度の旅で4つの世界自然遺産を巡るツアーを発表しました。
日本で登録されている世界自然遺産は5つ。そのうち、北は北海道・知床から、南は沖縄本島まで、4つの世界自然遺産をお愉しみいただけます。
通常、1つの世界自然遺産を訪れるだけでも3~4日間ほど要しますが、このツアーではなんと8日間で日本を縦断することができます!
希少な動植物や固有種の生態系が守られる世界自然遺産。旅行ではなかなか行きにくい場所に位置しますが、少しでも身体への負担を減らし、長距離・長時間歩かなくても登録地域へ行ける行程にこだわりました。
ツアーで訪れる4つの世界自然遺産をこちらでご紹介します!
知床五湖のうち知床連山が水面に映える知床一湖の展望台まで往復約800mを散策。段差や傾斜が抑えられ、整備された木道を歩くので、気軽に散策していただけます。
例年9月下旬頃から紅葉が色づき始めるため、湖面に映る紅葉をご覧いただけるかもしれません。
澄んだ空気の中、雄大な白神山地の自然ブナ林が広がる世界自然遺産登録地域を訪れます。
原始の森の中、遊歩道を約1キロ散策すれば、心も身体もリラックス!日々の喧騒を忘れ、緑に癒されてみてはいかがでしょう?
実は島全体が世界自然遺産ではなく、世界自然遺産登録エリアは島のわずか約20%。
そのうち、ほとんどが険しい山岳地帯となっています。
最も有名な縄文杉は約22キロを11時間かけないと会えません。
このツアーでは世界自然遺産登録エリアの中で車で行ける海岸線沿いの西部林道にご案内します。人の手がかかっていない森林・緑のトンネルが続き、野生の動物と遭遇確率が高いエリアです。ヤクザルの群れが路上でくつろぐ姿が見られるかもしれません…!
“屋久杉”とは樹齢1000年を超える杉のことです。
世界自然遺産エリアではありませんが、屋久島で唯一車で行ける屋久杉の紀元杉(樹齢3000年)もご案内します。
日本の世界自然遺産のうち、一番最近(2021年7月)登録されたエリア。多種多様な希少生物が息づき、“奇跡の森”とも称されます。
環境に配慮したCO2排出ゼロのEV(電気)バスを貸し切ってご案内します。
ツアー初日、羽田空港にて「世界遺産アカデミー認定講師」鈴木かの子氏による世界遺産講座を開催。80ヶ国・500件以上の世界遺産を訪れた鈴木氏による世界遺産講座を聞くことで、ツアーで訪れる世界自然遺産をより深く知ることができます。
4つの世界自然遺産を巡るため、総フライト数は9区間(約3,905マイル)。フライト全てでJALグループ便を利用します。途中の伊丹空港では、ソムリエ資格を持つJALグループ客室乗務員によるワインセミナーをお愉しみいただきます。
沖縄にゆかりを持つJAL客室乗務員がバスに同乗し、おすすめの沖縄土産や旬のスポットなどをご案内。客室乗務員が同行するツアーはとても貴重です!
このツアーは環境にも意識し、沖縄本島の北部・やんばるの森では、CO2排出ゼロのEV(電気)バスに乗車していただきます。