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鹿児島県に属し、屋久杉で有名な円形に近い五角形の島、屋久島。
島の約5分の1がユネスコの世界遺産に登録されています。
そんな大自然を感じる屋久島についてご紹介します。
《目次》
屋久島はトレッキングや登山で楽しむ場所というイメージが強くありますが、実は車で移動し、整備された散策路をのんびり歩くだけでも十分楽しめます。このツアーは本格的なトレッキングではなく、ヤクスギランドと白谷雲水狭の2か所で少し歩くツアーです。
また、道が細く大型バスでは通行できないため通常のツアーでは訪れない島西部の世界遺産エリアは島固有の野生動物に出会ったり、凛とした空気を感じられる貴重な場所です。
滞在は“スモールラグジュアリーホテル”に加盟するサンカラ ホテル&スパです。そして旅行日数は2泊3日のツアーが多いところ、3泊4日とすることでホテルの滞在を楽しむゆとりの時間をもうけました。
やっぱり縄文杉を見たい!という方むけのトレッキングツアーもご用意しています。歩いた後の疲れを癒すため、温泉大浴場付きのいわさきホテルに滞在します。トレッキングの経験があまりない、という方も準備段階から丁寧にご案内しますのでご安心ください。
ご希望にあわせて出発いただける個人旅行、「ザ・グランシェルジュ」(添乗員なしツアー)もご用意しています。 延泊もできますので、お気軽にお問い合わせください。
屋久島の大自然を感じられる定番スポットをご紹介します。
屋久島をぐるっと一周する幹線道路は約100km。海に近いところを通り、ところどころ内陸(つまり山)の中腹にあるホテルや観光地に向かう道路が枝分かれしています。
この100kmという距離が絶妙で、頑張れば一日で観光できてしまう距離。ただ、現地のガイドさんによると一日で観光しようとすると午後はバスの中で皆さん熟睡…というケースもあるようです。なので、できれば3泊以上確保してゆったりと旅したいものです。
苔むした森
ここは雨が多い屋久島を象徴するような苔むした森の風景を楽しみます。苔好きにはたまりません。
次に紹介するヤクスギランドと比べるとちょっとアップダウンがありますが、一段一段が低くなるように階段がついていますのでさほど大変ではありません。整備された遊歩道を60分から90分かけて散策します。
森の中なので多少の雨でも歩けますが、大雨が続くと沢が増水する恐れもあるので要注意です。太鼓岩を目指すなど長いコースを歩く方はガイドさんをお願いすることをお勧めします。
こんな木道を歩きます
江戸時代に伐採された屋久杉の切り株から次の世代の杉が育っている様子などは屋久島ならではの光景です。また、ヤクスギランドという名前から杉ばかり注目しがちですが、実は白谷雲水峡よりも生息するコケの種類が多いのです。
ここもいくつか散策のコースがあり、いずれも木道が整備されていますので、お好みや体調にあわせて散策コースをお選びいただけます。
屋久島でも貴重な自然の砂浜はウミガメの産卵地でラムサール条約にも登録されています。
ウミガメの産卵期は5月から7月頃まで。後世にこの美しい環境を残すために保護活動が行われています。
駆け足の観光では立ち寄らない世界遺産エリアの西部林道では車を降りて森の神秘的な空気にふれてみましょう。屋久島固有種の屋久サルや屋久シカと出会えるかもしれません。
トレッキングをしなくても出会える代表的な屋久杉です。高さ27メートル、周囲8.9メートル、そして樹齢は3000年を超えるといわれ、生命のパワーを感じます。植物とはいえ同じ生けるものとして3,000年もの時を経ているのは驚異的です。 これはヤクスギランド近くの車が通れる林道のすぐ脇にあります。木道が整備されているので多少雨が降っていても問題ありません。
屋久島で「屋久杉」と呼べるのは樹齢千年を超えたスギだけ。なかでも最も有名な屋久杉は縄文杉ですが、これは往復約22km・9時間程度歩かなければ見ることはできません。ガイドブックやネットでよく見かけるハート型のウィルソン株もこのトレッキングルート上にあります。
「1ヶ月で35日雨が降る」といわれるほど年間を通して雨の多い屋久島ですが、比較的雨が少なく旅行しやすいシーズンは3月下旬~5月中旬と10月中旬~11月頃です。新緑の季節は比較的登山客も少なく、秋はハイキングルートによっては紅葉がお楽しみいただけます。6月は特に降水量が増えるので、沢の増水にご注意を。登山者が少なくのんびり山歩きを楽しめるのは11月ですが、山上では雪が降ることもあります。
なお、登山バスの運行がスタートするのが3月。例年、ゴールデンウィーク・夏・9月の連休には登山客が増えるためハイキングルートが大混雑することもあります。
屋久島を代表するグルメとして地元の方にも観光客にも人気の高いのが首折れサバです。もともとはサバ節用に獲っていたサバを漁師が船上で首を折って〆て刺身で食べ始めたのがはじまりです。
旬は秋(9月~11月頃)ですが、それ以外の時期でも食べられることがあります。
JTBグランドツアー&サービスのおすすめは、世界遺産屋久島との共生を目指したオーベルジュ型リゾートホテル、サンカラ ホテル&スパです。
円形に近い屋久島では、島のどの位置にあるかを説明するのに「時計の〇時」という表現を使います。このホテルは時計の針の4時くらいに位置します。全29室、山の斜面にあり、まるでバリのリゾートを彷彿させるスモールラグジュアリーホテルです。洋室ですが、靴を脱いでリラックスしてお楽しみいただけるスタイルです。
ホテルの敷地内にも森の中を歩く散策路がありますので、歩くのがお好きな方は、朝夕に散策をお楽しみいただくこともできます。
森の中に点在するスタンダードタイプのヴィラ。ベッドルームとリビングの他、リビングにはデイベッドもあり、ゆったりとお過ごしいただけます。
本館内のスイートルーム。チーク材ならではの重厚感ある仕上がりが心和むナチュラルなムードを演出します。
本館からもっとも近いヴィラを一棟まるまるつかったスイートルームは、海に面した部屋にウッドデッキを設置し、何もしないというぜいたくな時間を存分に味わえる空間です。さらに客室内にキッチンを完備。シェフを招いてのプライベートディナーも可能です(別途料金が必要です)
本館にある最高級のスイートルーム。お部屋でトリートメントを受けられるインスパルームと、屋久島の自然を楽しめる半露天風呂付きです。
スイートルームに滞在のお客様にご利用いただくレストランです。
屋久島では「海に10日、里に10日、山に10日」という言葉に表されるように、田畑や海、山から豊かな恵みを得て暮らしてきました。サンカラホテルではこれらの食材を活かし、ここでしか味わえないお食事をお楽しみいただけます。
ホテルは思った以上に最高でした。ホテルと旅館の良さを取り入れて、hospitalityについてはアマンやFour Seasons並、レストランもレベルが高く(ミシュラン星獲得に手が届きそう)、インテリアやアニメティもセンスよく、大変リラックスできました。
鹿児島空港から屋久島空港へ、空路での移動が最短ルートです(約30分)。鹿児島~屋久島は小型プロペラ機。2列―2列の配列です。景色も楽しめ、開聞岳や口永良部島が見えるかもしれません。
また、伊丹、福岡からも屋久島への直行便が飛んでいます。伊丹からは約1時間35分、福岡からは約55分です。
なお、屋久島路線は天候上の理由から遅延や欠航も少なくないので、注意が必要です。
船で屋久島にアクセスする方法もあります。屋久島行きの船が出発する鹿児島本港へは、鹿児島空港からは高速バスで約1時間、鹿児島中央駅からは車で約20分。鹿児島本港からは、高速船では2時間、フェリーでは4時間で屋久島に到着します。屋久島のすぐとなりにある鉄砲伝来の歴史と宇宙センターで有名な種子島と組み合わせての旅行も可能です。
「1ヶ月で35日雨が降る」といわれるほど年間を通して雨の多い屋久島ですが、比較的雨が少なく旅行しやすいシーズンは3月下旬~5月中旬と10月中旬~11月頃です。新緑の季節は比較的登山客も少なく、秋はハイキングルートによっては紅葉がお楽しみいただけます。6月は特に降水量が増えるので、沢の増水にご注意を。登山者が少なくのんびり山歩きを楽しめるのは11月ですが、山上では雪が降ることもあります。
なお、登山バスの運行がスタートするのが3月。例年、ゴールデンウィーク・夏・9月の連休には登山客が増えるためハイキングルートが大混雑することもあります。
服装はホテル内はリラックスできるものをおすすめします。サンカラホテル滞在プランの夕食時もポロシャツとスラックス程度でOKです。 観光時はスニーカーなど動きやすい服装でをご用意ください。海岸線沿いとヤクスギランドなどでは標高差が1000m近くあり気温差が5~6℃になるため、羽織るものがあると便利です。また、雨が多い地域なので折りたたみ傘を忘れずにお持ちください。(サンカラホテル&スパにご宿泊の場合、長い傘はホテルで貸してもらえます。)
トレッキングの際は、トレッキングシューズ、トレッキングポール、雨具やお弁当、飲み物が入るくらいのリュックサックが必要です。レンタル(有料)もあります。ご心配な方は弊社までお問い合わせください。
星がきれいなので星座早見表を用意すると楽しみが倍増します。最近はスマホのアプリもありますので、事前にダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
街やホテルでは通じますが、ヤクスギランドや白谷雲水峡など通じにくい場所があります。
観光地とホテルがある地域をめぐる路線バスが運行されていますが、本数が少なく不便です。タクシーの台数も非常に限られているため、お1人で個人旅行される場合はレンタカー(台数が少ないので連休などは要注意で事前予約必須)か、ホテルまでガイドが送り迎えしてくれる現地ツアーが便利です。
キャンペーン再開後の条件に合えばご利用いただける見込みです。
・2021年3月1日時点での情報に基づき掲載しております。上記内容は今後変更になる可能性もあります。予めご了承ください。
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