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モナコで優雅なひと時を。世界中から愛される“地中海の宝石”モナコを観光。

投稿日 | 2024.06.11更新日 | 2024.06.11
ロイヤルロード銀座
地中海の宝石 モナコ

南フランスのニースとマントンの間、地中海沿岸に位置するモナコ。
国土面積は約2㎢、日本の皇居の約2倍程度で、バチカン市国に続く世界で2番目に面積が小さい国。国連加盟国に限れば世界最小の国です。

総人口は約4万人というかわいらしい国ですが、世界中から観光客が集まる観光立国としての地位を築いています。思わず写真に収めたくなるような地中海の絶景を見下ろすビュースポットや、世界のセレブやVIPをもてなしてきたホテル、ヨーロッパを代表するカジノなど、日常を忘れさせる極上のリゾート地です。

JTBロイヤルロード銀座に所属するコンシェルジュの中には、なんと10回以上モナコを旅したコンシェルジュもいます。
世界中から愛されるモナコに注目し、観光に行く前に知っておきたいポイントや、おすすめ観光スポットを、コンシェルジュの経験も含めてご紹介します!

モナコを訪れる前に知っておきたいポイント

時差とサマータイムに注意

日本との時差は8時間。日本時間から8を引くとモナコ時間になります。
サマータイム実施期間中は通常の時間より前倒しとなるため、7時間の差となります。切り替わりの時期は特に注意。スマートフォンなどは自動で切り替わりますが、手動での調整が必要な時計は針を動かすことを忘れずに。1時間遅刻した!なんて焦ってしまいますからね。

祝日は事前に確認

総人口の約9割がカトリック教を信仰しているため、キリスト教に関連する祝祭日が多く指定されています。メーデーや復活祭、クリスマスも国民の休日とされています。年によって異なる移動祝祭日もあるため、祝祭日を含む旅行日程の場合は、観光スポットやレストランなどの営業時間を確認することが必須です!

モナコのチップ制度

海外旅行に行く際、どうすればいいか迷ってしまうのがチップ制度。モナコのレストランやホテルなどの料金にはサービス料が含まれているのでチップは義務ではありません。ただし、タクシーやホテルのサービスなどを利用する際はお礼として手渡すとスマート!タクシーでは乗車料金の5%程度、ホテルのポーターやルームメイド、車係には2~5ユーロ程度を手渡すのが理想です。

モナコの通貨、クレジットカードの利用

モナコの通貨は?

モナコの通貨単位はユーロ(€、Euro、Eur)、補助通貨単位はセント(Cent)です。
このユーロ紙幣、今までの最高額は500ユーロ紙幣でした。2024年6月現在、1ユーロ=約170円なので、500ユーロ=約85,000円!!日本紙幣の最高額10,000円と比べ、約85,000円の価値がある500ユーロはあまりにも高額…!悪用される懸念が出てきたため、2019年に印刷が終了しています。市中にほぼ出回っていないですが、ご自宅に眠っている方もいるのでは…?

両替は出国前がおすすめ

安全のため、多額の現金を持ち歩くのは避け、必要最低限の金額だけ両替しましょう。為替レートを考慮すると日本出国前に銀行や空港の両替所で両替することをおすすめします。また、100ユーロ以上の高額紙幣は受け取りを拒否する店舗も少なくありません。5ユーロや10ユーロなどの小額紙幣がおすすめです。

クレジットカードも忘れずに

クレジットカードは両替の手間がなく、多額の現金を持ち歩かなくて済むので、安全面でメリットがあります。日本と同じくクレジットカード支払いが一般化しているため、ほとんどの場面で利用できますが、一部のレストランやバスなどでは使えないため、必要最低限の現金もご用意ください。日本を出発する前に暗証番号の確認もお忘れなく。

モナコ観光のベストな時期は?

モナコの街並み

ベストシーズンは?

おすすめのシーズンは、有名イベントが多く開催される5月~9月。例年5月に行われるモナコF1グランプリや、7~8月頃に行われるスポルティング・サマーフェスティバルはモナコを代表する一大イベントです!夏の休暇を楽しむため、世界中から多くの観光客が訪れ、街全体がにぎわいます。また、この時期は平均気温が20℃~25℃前後と安定し、かつ降水量が少ないため快適な観光を楽しむことができるのもポイントです。

安定した気候が魅力

モナコは典型的な地中海性気候で、一年中温暖な気候。フランスのニースよりもさらに穏やかな気候で、“年間300日以上晴れ”ともいわれるほど降水量が少なく、気候が安定しています。雨が降る日も、日本の梅雨とは異なり短時間で止むことが多く、観光に影響が出ることはほとんどありません。どの季節に訪れても過ごしやすい気候の中で観光することができるは嬉しいですよね!

服装選びのポイントは?

モナコを訪れる際は、季節の変化に対応した服装を準備しましょう。春と秋は、暖かく晴れていれば長袖のシャツで過ごすことができますが、セーターやジャケットなどを用意し、朝晩の冷え込みへ備えてください。夏は湿度が低く、平均最高気温も30℃程度なので、日本の夏を過ごす服装で問題ありませんが、とにかく陽射しが強いです!日焼けに抵抗を感じる方は、日焼け防止の羽織りや帽子などを用意しましょう。また、冬は降水量がやや増える時期なので、雨天時の冷え込みに備えたジャケットやコートで体温調節を忘れずに。

モナコを代表するおすすめ観光スポット・イベントをご紹介!

カジノ・ド・モンテカルロで気軽にカジノ体験

カジノ・ド・モンテカルロ外観
カジノ・ド・モンテカルロ

高級リゾート地モナコを象徴する建物といえば、カジノ・ド・モンテカルロ。ヨーロッパを代表するカジノで、1863年開業のモナコ最古のカジノです。カジノ内にあるオペラ座はパリのオペラ座を手がけた建築家シャルル・ガルニエの設計で、宮殿を思わせる佇まいに目を奪われます。

他国のカジノでは「いくら以上賭けないといけない」といったルールもありますが、こちらのカジノは見学だけでもOKなのでご心配なく。ただし、カジノ内はパスポートの提示が求められたり、ドレスコードがあったりと一定のマナーがあるので、事前に確認してから入場しましょう。

モナコ海洋博物館の地中海コレクションを見学

モナコ海洋博物館
モナコ海洋博物館

優秀な海洋学者として知られるモナコ公アルベール1世によって1910年に建設された世界でも指折りの海洋博物館。地中海に面する岩山の断崖絶壁にそびえ立つ姿は圧巻。広大な見学スペースでは海をイメージする装飾の中、世界中から集められた6,000を超える海洋生物が展示されています。

大公宮殿で豪華な部屋の数々を見学

モナコ大公宮殿
モナコ大公宮殿

モナコの中心地に位置し、岩山の上に建つルネッサンス様式の宮殿。1215年にジェノヴァ人が築いた要塞の跡地に建てられたもので、17世紀初代モナコ公オノレ2世の時代に現在の様式へと改築されました。宮殿内は大理石の床と天井画が美しいエルキュールの回廊や王冠の間、ルイ15世の間など豪華絢爛に装飾された部屋が続きます。

F1モナコグランプリ ~モナコを象徴する名物レース~

モナコ・サーキット
モナコ・サーキット

世界三大レースの1つに数えられるF1モナコグランプリ。世界から“もっとも麗しく最もスリリングなレース”と特別視される最大の理由は開催地自体にあります。モナコのサーキットは普段一般道路として使われている市街コースなので、常設のサーキットとは異なり、サーキット周辺に建つ高級ホテルや港に停泊した巨大なクルーザーからレースを観戦できます。普段の街並みにバリケードや観客席が設置され始めると、そろそろグランプリの開催時期だな…と期待感が高まります。

モナコ大聖堂でグレース公妃に思いを馳せる

モナコ大聖堂
モナコ大聖堂

大公宮殿からほど近い場所に建つ白亜のモナコ大聖堂。カトリック信徒であるモナコ公室の公式行事が行われる場所で、レニエ3世とグレース公妃が結婚式を挙げた教会としても有名です。亡きグレース公妃は人気の頂点であったハリウッド女優を引退し、レニエ3世と結婚。世紀の結婚とも称されています。この世を去ってから約40年経つ現在もモナコの人々に愛されるグレース公妃。レニエ3世と眠る大理石の墓碑の上には花が絶えることがありません。

日本庭園 ~本格的な日本美~

日本庭園
日本庭園

日本文化に親しみを持っていたグレース公妃の「モナコに日本庭園を造園したい」という望みを叶えた日本庭園。不慮の事故でこの世を去ったグレース公妃の遺志を継いだ夫・レニエ3世が造園に着手し、設計・施工は日本の造園家が担当。山・滝・小川などの日本美を見事に表現した約8,000㎡の庭園はヨーロッパ初の本格的な日本庭園として注目されています。「異国の地で日本らしさに触れ、とても癒された」などの感想が多く寄せられる癒しスポットです。

モナコ港は絶景のビュースポット

モナコ湾
モナコ湾

モナコの顔ともいえる港。目を見張るほどの豪華クルーザーが停泊し、港を一望するだけでも優雅な気分を味わうことができます。展望台は港と街を一望できるビュースポットで、夜は街並みのライトアップや、停泊しているクルーザーに明かりが灯る様子など絶景が目の前に広がります!モナコは夜景の美しさから“地中海の宝石”とも称され、香港・長崎とともに世界新三大夜景にも認定されています。

熱帯公園で世界の珍しい植物を観賞

熱帯公園
熱帯公園

モナコを一望する高台に位置する敷地面積約15,000㎡の植物園。サボテンや多肉植物など約7,000種類以上の熱帯植物が育つ姿を1年中観賞することができるため、植物好きな方に是非訪れていただきたいスポットです。熱帯公園の中には地下約60mの深さの鍾乳洞があり、つらら石、石柱、鍾乳管などその形状から名付けられた鍾乳石の数々を観賞することができます。鍾乳洞はまさに自然が造り上げた神秘の空間。ゆったりと時間をかけてご覧いただくのはいかがでしょう?

グレース妃公園に咲き誇る公室ゆかりのバラ

グレース妃公園

グレース公妃が生前夢見ていた「国中をバラの香りでいっぱいにしたい」という願いを叶えるべく、夫・レニエ3世がグレース公妃を偲んで整備したバラ園。約40年経つ現在でも手入れが行き届いており、約300種・約8,000本のバラを観賞することができます。グレース公妃やレニエ3世に思いを馳せながら、日本庭園や熱帯公園と併せて観賞していただきたいスポットです。

ラルヴォット・ビーチはモナコ唯一の公共ビーチ

ラルヴォット・ビーチ
ラルヴォット・ビーチ

無料で利用することができ、モナコで最もにぎやかな人工ビーチ。遮るものがない青い空と美しく澄んだ海の景色を同時に堪能することができるため、モナコの人々や観光客から人気を得ています。モナコは日中の陽射しが非常に強いので、パラソルを活用するなど紫外線対策も忘れずに!

世界中から愛されるモナコ、陽光煌めく地中海屈指のリゾートへ

F1グランプリやセレブの滞在地といったイメージが強いモナコですが、地中海に面する断崖絶壁の立地を生かした建造物、モナコの人々に愛されるグレース公妃やレニエ3世の想いを繋ぐ大聖堂、日本にゆかりのある庭園など、起源や背景を知るとさらに魅力的に感じていただけるのではないでしょうか。

日帰りでモナコに立ち寄るツアーも多い中、モナコでの宿泊を含むツアーでは、夜のシャンパンを愉しんだり、朝の散歩でホテルの周りを散策していただいたりと、ゆったり滞在で優雅にモナコを堪能していただけます。

この機会に、世界に愛されるモナコに出かけてみませんか?

JTBロイヤルロード銀座はおもてなしの心を持ったコンシェルジュと、旅に精通した添乗員が一丸となって皆さまのご旅行をお手伝いします。お気軽にご相談ください。

モナコDATA
 
・国・・・モナコ公国
・言語・・・フランス語(公用語)
・通貨・・・ユーロ
・日本との時差・・・マイナス8時間
・移動時間・・・約16時間
・気温・・・夏平均25℃、冬平均10℃

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