企画担当者:斉藤 祥子
春らしい陽気が続き、いよいよ行楽シーズンがやってきますね。
どこか旅に出ようと計画される方も多いのではないでしょうか。本日は、九州エリアの企画を長年担当し、九州を愛してやまない斉藤より、知っているようで知らなかった、冒険心、知的好奇心をくすぐるようなおすすめのツアーをご紹介します。
桜島には2つの山があることをご存知でしょうか。
桜島は、約2憶6千年前に誕生し、17回の大噴火を繰り返してきました。
その噴火活動は、大きく2つの時期に分かれています。
最初は北岳(御岳)の活動です。誕生以来たびたび噴火し、約5千年前に活動を休止しました。
そして約4,500年前からは南岳の活動がはじまります。
南岳は、北岳に覆いかぶさるように成長し、今もなお活発な活動を続けています。なかでも大正噴火では大量の溶岩が流れ、それまで島だった桜島と大隅半島は陸続きとなりました。その後、1955年からは火山灰の噴出を繰り返す噴火活動がはじまり、現在まで活動が続いています。
専門ガイド同行だからこそかなう、通常入ることのできない国土交通省管轄エリアへ特別にご案内します。
約100年前の溶岩原に続く細道には様々な形の溶岩が。人々の暮らしを守る砂防の最前線に本ツアーでは特別にご案内します。私も実際に桜島へ訪れた際、噴煙を上げる桜島の風景や溶岩がむき出しになった地形などを目の当たりし、自分の背を大きく超えたごつごつした岩肌に驚き、そこにたくましく生える木々をみて、一体どのようにつくられたものなのだろうか?と疑問がわいてきました。
専門知識を持った桜島ジオサルクガイドさんと巡ることで、ただ眺めるだけでなく、なぜそうなったのか、そこにどういう歴史や意味があるのかをわかりやすく、時にはクイズ形式で楽しく知ることができ、より旅の感動を大きく深くすることができました。
地下約1,000mから湧き出る展望温泉。露天風呂から眺める錦江湾とそこに浮かぶ桜島は絶景です。あのあたりを散策していたな、、等々旅を振り返ることもできます。また、晴れた日の早朝は朝日とそこに浮かび上がる桜島の神々しいシルエットは必見です!
1泊目のご夕食は、青々とした空と煌めく錦江湾に浮き上がる雄大な桜島、色とりどりの宝石を散りばめたような夜景を一望するフランス料理 ル シエルで鹿児島の食材をご堪能。
・2021年3月1日時点での情報に基づき掲載しております。上記内容は今後変更になる可能性もあります。予めご了承ください。