企画担当者:福島 亜矢子
テレビでのエジプト特集が多いと感じる今日この頃、古代エジプト好きとしてはウキウキ。
開館が待たれるギザの「大エジプト博物館」、ウワサはあれど正式な開館情報がなくヤキモキ。
の企画担当・福島です。
10月になると、いよいよエジプト旅行のシーズン到来です。
まだまだ暑さは残りますが、真夏の汗が蒸発するような厳しさは和らぎます。
砂漠地方らしい朝夕の寒暖差を上手く利用しながら、観光をお楽しみいただきたいです。
朝や夕刻の涼しい時間帯を利用して遺跡観光、日差しが強い日中は次の観光地へと航行する船でのんびりと。
壮大な遺跡を目の当たりにした後、ゆったりとしたナイル川の流れに身を任せると、悠久のエジプトの歴史に想いを馳せずにはいられません。
ナイル川クルーズでは多数のクルーズ船が航行しています。船によってデザインや客室タイプが異なりますが、その中でもワンランク上の内装と快適さを誇るクルーズ船「ソネスタ セント ジョージⅠ号」。
各客室にはバスタブ付きのバスルームを完備。通常のホテルのお部屋と同様とお考えください。
ナイル川クルーズのお食事はビュッフェスタイルが多くなりますが、当船では夕食時にメニューからお選びいただくアラカルトメニューもご用意しています。
古代王都として栄華を誇ったルクソールに始まり、ラムセス2世の勢力を誇示するアブシンベル、謎に満ちたピラミッドがそびえるギザへ。選りすぐってご案内します。
ルクソールのナイル川西岸は死者の都といわれ、王や貴族のお墓・葬祭殿が見どころです。その中でも、王家の谷で発見された「ツタンカーメン王の墓」は見逃せません。今年の11月で発見から101年目を迎えます。ツタンカーメン王のミイラは今もこのお墓で眠っており、研究のために出張に出ていなければ、ガラスケース越しですが王と謁見できます。
静寂に包まれた地下の石室と他では見ることのできない鮮やかな壁画。タイムスリップしたかのようなひととき。見学時間は1グループ15分。時間が来るとインスペクターが追い立てに来るので、あっという間に現実に引き戻されますが・・・。古代エジプトの色彩をご堪能ください。
アブシンベル神殿のあるアブシンベルはスーダンの国境近く、エジプト最南端の観光都市です。荒涼とした大地を目の当たりにすると、古代エジプト史上最も強大な王とはいえ、こんな最果ての地にまでラムセス2世は遠征していたのか!と驚愕です。神殿の大きさは、とにかく行って・見て体感してください。凄いです。大きいです。デカ過ぎです。
カイロからギザへ、高速道路をひた走るとビルの合間から突如現れる巨大な建造物。ピラミッドエリアに到着後、セキュリティチェックを受け、いざピラミッドへ。一番大きなクフ王のピラミッド内部に入場です。狭くて天井も低いため腰を屈めて通路を上る・・・とにかく最初から最後まで蒸し暑い・・・など、多少の苦行も伴いますが、ご自身の目でピラミッドの謎に迫ってみてください。
2番目に大きなカフラー王のピラミッドに付属して鎮座するスフィンクス。某番組でも注目度の高かった足元から見上げ、ぐるっと全身をくまなく見学いただく特別入場をお愉しみください。見学しているはずなのですが、囲いの外の人々から羨望の的で見学されている・・・という特別な体験付きです。
古代エジプト最大の秘宝といっても過言ではない「ツタンカーメン王の黄金のマスク」。
今のところ、カイロの「エジプト考古学博物館」にてご覧いただく予定です。
さてさて、移送して新たな展示場所となるギザの「大エジプト博物館」は今年中に開館となるのでしょうか。
どちらの博物館で黄金のマスクと対面できるのか。こちらの謎も深まるばかりです。