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【海外旅行へのお誘い】古くて新しいイタリアの魅力 「ロマネスク美術」鑑賞の旅へ

投稿日 | 2024.04.05更新日 | 2024.04.05
ロイヤルロード銀座
イタリア・ロマネスクの傑作 世界遺産モデナのドゥオーモ

皆様こんにちは。海外企画担当の宮嶋です。
早いもので今年も4月に入り2024年度がスタートしました。新しい年度、新しい季節、新たな環境で新しいことを始める方も多いことと思います。 そして今年はたくさん海外旅行に行きたい!と考えてる方も多いはず。次のご旅行では新たなテーマ「ロマネスク美術」の鑑賞に出掛けてみませんか?

1000年前のヨーロッパ新生=素朴であたたかな美しさのロマネスク美術

日本でも人気のルネサンス美術を始め、ゴシック美術やバロック美術に比べるとまだ馴染みが少ないかもしれませんが、「ロマネスク美術」とは11世紀に興った美術様式です。
今から約1000年前、西ローマ帝国崩壊とゲルマン民族の大移動により荒廃していたヨーロッパは黙示録で”終焉の時”とされていた世紀末を無事に終え、新たな世紀を迎えました。人々は神に感謝し、ヨーロッパ各地で神の慈愛を感じる場所・教会が建立される一大建築ブームが興ります。
その時の建築様式がロマネスク様式。特徴は厚い石造りで、半円形の壁面や石柱に聖書の物語などの彫刻やフレスコ画が施されています。後の時代の装飾美術に比べると素朴でどこかユーモラスな造形ですが、それゆえ人々の純粋であたたかな想いが伝わってきます。 また、壁や柱など教会の一部となっているロマネスク美術の装飾は持ち運ぶことができないので、鑑賞するには実際に教会や修道院に足を運ぶしかありません。ただ、訪問することで教会という美術空間全体を鑑賞できるので、彫刻やフレスコ画の前に立つとより深い感動を覚えることでしょう。

ドゥオーモと鐘塔、洗礼堂が美しく並び建つパルマ
ベネチア・トルチェッロ島のサンタ・マリア・アッスンタ聖堂に残る聖母子のモザイク画 

美術史家・池田健二氏がロマネスク美術をやさしく楽しく分かりやすく解説!
5/24発「北イタリア ロマネスクの休日 エミリア・ロマーニャからヴェネトへ 8日間」【催行決定!】

美術鑑賞では専門家の解説を聴いた方が作品をより深く理解できますが、まだまだ馴染みの少ないロマネスク美術にはなおのこと解説が必須。今回、中世ロマネスク美術がご専門の池田健二氏が同行解説する北イタリアの旅をご紹介させていただきます。
ミラノからヴェネツィアまで、北イタリアに残る珠玉のロマネスク教会へ。白亜の傑作ロマネスク・世界遺産モデナのドゥオモや「イタリアで最も美しい」と讃えられるパルマのドゥオモ・鐘楼・洗礼堂などを訪問。ヴェネツィアではラグーナの島々を貸切りボートで巡り、静かに佇むロマネスク教会を見学します。
またロマネスク美術をより多角的に鑑賞するため、さらに古い時代のビザンティン美術の傑作モザイク画を持つ世界遺産ラヴェンナも訪ねます。

池田 健二氏

同行解説される池田健二氏は上智大学で美術史を講義し、現在は朝日カルチャーセンターなどの講師をされています。詳しく丁寧な説明は、ロマネスク美術に興味を持ち始めた方、初めて目にする方にも分かりやすいと人気で、カルチャー講座はいつも大盛況!
今回ツアーを通して同行しますので、教会への訪問時だけでなく、バス移動時も美術史についてのお話を、そしてお食事時にはご参加の皆様とざっくばらんな美術談義も。これまでの池田氏の同行ツアーでも毎回好評をいただいております。

美しい鐘塔を持つレンガ造りのポンポーザ修道院
ロマネスクよりさらに古い時代のビザンティン美術の傑作モザイクもラヴェンナで鑑賞します

以前にミラノやヴェネツィアを見学された方も、イタリアへ何度も訪れた方も、「ロマネスク美術」という新たなテーマで巡ると、これまでと異なる楽しさと感動に出逢えるはず。
次の旅行は古き1000年前の美を辿って、新しいイタリアの魅力を発見しましょう!

◆ツアー詳細はこちらから
【催行確定!】5/24発 池田健二氏同行解説 北イタリア ロマネスクの休日 8日間

◆他にもあります!ロマネスク美術を鑑賞する旅
【催行確定!】5/15発 北スペイン・バスクのアートな街々から聖なるサンチャゴへ10日間 

【催行確定!】6/26発 南西フランス プロヴァンスからオクシタニー 芸術の街々と6つの世界遺産 8日間


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